読書感想文 - 長期投資で自分年金づくり

「武器としての会計思考力」を読んで(2/10)

「武器としての会計思考力」(矢部謙介著)を読んでの感想です。



昔の私なら、きっと手に取るのも苦痛であっただろうと思います。
が、会計やらファイナンスの本を読んできたことで、特に違和感なく読めました。

ということで、まず会計の本ならこの本…になるとしんどいかもしれません。
第1章に基本としてページを割いていますが、ページ数の関係もあってか表面的ですので…

でわでわ、感想を。
会計やらファイナンスの本で共通しているのは"大きな数字から見る”ということな気がします。
この本にもそんな記載が。考えてみればそうだなあと思うところかもしれませんけれど。

その他では、ある企業のBSやPLを挙げて解説されており、
解析方法が自分の投資に活きる…みたいな感じですね。よくあるパティーンかもしれませんけど。

さて、この本が決定的に他の本と異なるところ、
それは「KPIとしていかに会計を用いるか」という点でした。

KPIとして数値を設定し、それを社内で浸透させるには…など、
非常にリアルな感じの困難さがにじみ出ておりました。
そういった点で見ると、KPIを設定しうる立場の人が読むべきなのかもしれません。
あるいは、KPIを設定してシミュレーションするコンサルの方などかな?

いずれにしろ陳腐化するネタではありませんね。
興味がある方は手にとってみては?


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本を読むことの意味(1/21)

自分のこれまでの人生を振り返ってみると、局面局面で本に救われたことが多数あります。
ただ思い返すと、なぜその本を手に取ったのか、全然思い出せません。
気がついたら読んでいた、そしてそこにあるフレーズに救われていた…そんな具合です。

そういえば2015年にもそんなこと書いてました。

今再びの「しあわせる力」再読(9/22) ※2015年

性格や習慣はそう変えられるものではないと思います。
だから一度身についてしまうと、そうそう離れていかない。
これは思考パターンにも言えることで、ネガティブな思想で回してしまうと、それこそ抜けられない。
しかも悪く考えれば考えるほど、さらにドツボにはまってしまい、悪い方、悪い方に行ってしまう…
そんな経験はありませんか?

と、まあスピリチュアルな感じで始めましたけど、よくある話でしょう。

ただそんなときは、それこそ本を手に取って欲しい。安価に代理経験を得られるチャンスなんだ。
なぜその本を手に取ったか?それは運なのかもしれない。でもその本に出会った、それは縁なのかもしれない。

昨年2017年からでいうと、わたしはこの本に救われた面がある。

「ずば抜けた結果の投資のプロだけが気づいていること」を読んで(12/20)

この中の「迷ったら損」というフレーズに救われた。
というのは、2017年中を、ほぼずっと迷っていたから…投資も人生も何もかも。
このフレーズを意識してから、今のところとても機能しています。
まさか投資関係の本で実生活が活性化するとはね。

この例でもわかるように「いつ、どの本で、何のひらめきがあるかわからない」と感じます。
なので、ぜひ本を手に取って読んで欲しいなとおっさんは思うわけです。
そこにあなたの人生に良い影響を与える何かがあるかもしれないから。





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「データ分析の力 因果関係に迫る思考法」を読んで(1/20)

「データ分析の力 因果関係に迫る思考法」(伊藤公一朗著)を読んでの感想です。

なぜこの本を手に取ったかと言われれば「はじめに」にその理由が書いてあります。
(引用は赤字です)

自分が分析の当事者でない場合にも、「誰かのデータ分析に騙されないために」データ分析の結果を見極める力が重要になってきているのです。(P.6)

まさにこれ…ええ、割と提示されたデータ分析結果を信じやすいもんで。
その辺、何かしらの知識を得たいなあと手に取ったわけです。

最近で言うと、テレビのニュースで「⚪︎⚪︎の平成29年度第3四半期は何%増収!」と見て、
ああ、業績いいんだと思ったわけです。しかし、決算短信を読みに行ったら、減益だし、
販管費膨らんでるし、コメントもなんだか弱々しい…これで良いと言えるのか、と。

信じやすいし、思い込みやすいんで何か対策を、ね。

さて内容。

本書では、データ分析の考え方で最も基本になる「因果関係の見極め方」について、数式を使わず、具体例とビジュアルな描写を用いて解説してきます。(P.10-11)

と、まさにそんな感じでした。(当たり前か)

ストーリーでわかりやすく理解を促して、どういったものかを伝える、そんな具合。
なので、中にも書いてありますが”超入門"です。

ただ具体例が「オバマ前大統領の選挙活動におけるマーケティング戦略」などのため、
その実例そのものに興味を惹かれますよね?
また、この例のようにアメリカの話が多く、わたし的には”本筋と異なるところで”知識を増やした感じです。

現在のところ英語で書かれている書物が和書よりも格段に良い状況だと著者は感じています。その理由の一つは、アメリカの経済学部の学生は計量経済学の理論的・実践的トレーニングをきっちりと受けるため、全米で大きな需要があり、教科書間での競争も激しいためです。(P.267)

参考図書のページでこの記載…日本は…

では個人的な締めを。
正直、ここで知った手法なりをいきなり使う…というのは自分には無理だなと。
ただ、騙されないための質問だったり、自分がデータを扱うときの切り口は…
というとっかかりには最適でした。

しかしこのジャンル、計量経済学というんだなあ。


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「価値の探究者たち」を読んで(1/15)

「価値の探究者たち」(著者:Ronald W.Chan)を読んでの感想です。


まず気になったのは、発行が「一般社団法人 金融財政事情研究会」なんですよね。
いわゆるFP技能士の試験(ファイナンシャル・プランニング技能検定)でおなじみの。

わたしも2級受験時にここの問題集を使ったんですが難しかった…w
本試験が拍子抜けするぐらいにw(個人的には「かんき出版」のが使いやすかったです)

そんな研究会発行というのは他の投資本ではあまり考えづらいですね。
ダイヤモンド出版だったり、パンローリングだったりしますから。

さて本題…の前に本の外装について。
コレ、地味に高いんですよw 定価2,500円+税ということで、ねえ。
「ウォール街のランダム・ウォーカー」と同額というね。

と、外装から外れましたが、こちらも”大学の教科書”みたいな作りで。
持ってるだけで"しゅごい人"感ある。「Um…バリュー投資家ですが何か?」的な。

で、本題。
内容としては、合計12人の投資家に著者がインタビューしてそれをまとめたものです。
しかもこの投資家というのが、巷で言う「バリュー投資家」と称される方々なわけです。

読んでみると、やはりぐっと来る言葉がいっぱいあるわけです。
その言葉というのはバリュー投資家のそれに従うわけで、後ろに流れているものは似通っているんでしょう。
そういったことを考えると、この本をオススメできるのはやはりバリュー投資家へ、なんでしょうね。
あるいは、バリュー投資家ってどんなこと考えているの?という方向けでしょうか。
そんなところです。

それでは長くなりましたが、引用を含めて終わります。
(引用は赤字です)
…引用と言いますと、どうしても断片的な切り出しになり、本来持つ意味が伝わらないというのはあります。
そういった意味ではやはり本を手に取って自分でアレコレ考える方がいいんでしょう。
たださわりだけでも引用することで、どんな本か伝わればいいな、というのがわたしのスタンスですので
あらかじめごりょーしょーください。

マーケットで生き残ることは、戦場で生き残ることと本質的に同じことだ。できるだけ損失を出さないようにして生き残ることができれば、結果的にいくらかの財産ができているものさ。(P.9)(ウォルター・シュロス)

投資においてやるべきことは、生き残る確率が高い企業を見つけ出すことだ。(P.76)(ウィリアム・ブラウン)

損失を出さないことも成功の一つなのだ。(P.94)(ジャン・マリー・エベヤール)

重要なのは目先のことではなく、今後10年間にわたってそのビジネスはうまくやっていけるかということだ。(P.127)(フランチェスコ・ガルシア・パラメス)

要するにバリュー投資とはよいビジネスを買うことであり、株価の短期の変動など彼にとっては無意味だった。(P.189)(ティング・イック・リーエン)

結局、自分が満足できる価格を見つけることが重要で、他人がどう考えるだろうかとか、マーケットはどう反応するかなんて気にするべきではないんだよ。(P.219)(ヴィーニー・イェ)


どうでしょうか。いろいろな国の方々ですが、なんとなく共通する理念みたいなものを感じますね。
わたしとしては読み物としてとても楽しめました。また気が向いたら読みたいと思います。



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「風姿花伝」を読んで(12/26)

「風姿花伝」(世阿弥)を読んでの感想です。
「岩波文庫」の本気モノではなく「NHK100分de名著ブックス」の…です。



博識さがにじみ出る鯰先輩から教えていただきまして。

さて、世阿弥というと「能」のイメージのみで、その生涯のことも知りませんし、
そもそも能自体よくわからんというレヴェルでした。

しかし実際読んでみると、能を通した繁栄の模索、技術面・精神面の追求など、
まさに能を通して「生きる」とは…を考えさせられました。この「NHK 100分de名著ブックス」は
その名の通り短時間で読める本なので、「風姿花伝」のさわりにはとても良いんじゃないでしょうか。

それでは引用を。
(引用は赤字です)

一からの創造だけでなく、物事の新しい切り口やとらえ方を創造することが革新なのです。これまでよかったからと言ってそこに安住していると、結局何の進歩もない。どんなによくても、それをいかに壊して、超えていくかということを考えなかったら、人気や景気という不安定なものが支配するマーケットでは勝てないのです。(P.37)

ドラッカーに通じるイノベーションに通じるとのこと。
のっけからこれですから。読むべし!

世阿弥は、年を取ったからといって能は終わりではないと言っている。そのあとがあるのだ、老いてこそふさわしい芸というものがあるから、それに挑むべきだと言っているのです。(P.50)

なんだか勇気づけられた…

ただ声を出すのではなく、溜めをつくってから出す。ただ足を前に運ぶのではなく、溜めをつくってから運ぶ。そして、「機会」をとらえて声を出す。この機会とは、自分だけの機ではなく、観客の機でもあります。それをとらえて声を出すのです。(P.84)

場は生き物であり、自分だけの機ではないということ。
投資に結ぶなら、「ゾーン」(マーク・ダグラス)にも、自分そのものが流れの一部になる、
という記載がありますね。
またオサレマンガで言うならば、「ブリーチ」(久保帯人)にも、自分そのものが必殺技になる、
ということがあります。自分の都合だけでない、融合…これわ…

といった具合です。
そのほか、読んで損はありません。
世阿弥の生涯というのも、政治が絡んでいてなんとも…な面もわかりました。
能に真摯に向かい合ったからこその会得…生きるとは。


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プロフィール
(当ブログはリンクフリーです)

モカヲ

Author:モカヲ
30代サラリーマンです。
2008年頃から投資をしてます。
(これが講じてFP技能士2級取得)

個別株で失敗を繰り返し、
とうとうETFにたどり着く。
これが今のベターと知りつつも、
ムラッけから個別株も物色中…

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