読書感想文 - 長期投資で自分年金づくり

「ガリバルディ(イタリア建国の英雄)」を読んで(1/25)

イタリアについての本というと、塩野七生氏の本を想像してしまう。

ところがタイトルのジュゼッペ・ガリバルディの生涯に関する本では、
藤澤房俊氏という東京経済大学名誉教授が書かれた本だったりします。

塩野氏のストーリー仕立てに慣れてる身としては、
中公出版でもあるこの「ガリバルディ」がどんな感じかなと。
また、本の帯に「赤シャツ男の軌跡」なんて書かれたら興味惹かれますよね。

IMG_1696.jpg
この帯にやられますた。

で、感想を。

内容は上に書いたとおり、19世紀のイタリア建国に尽力したガリバルディの生涯です。
史実を淡々と追いかける感じとはいえ、このガリバルディのエネルギッシュさ、猪突猛進さを
ひしひしと感じます。また"英雄色を好む"ではないですがそっちもアグレッシブだなあと。

また”赤シャツ”がトレードマークになっていくわけですが、
その発端は割と現実的でして、いつ何時、生涯背負うネタが来るかわからんなとも。

あとはイタリア建国に至るために、他国への政治が重要と見抜いたカミッロ・カヴールという
政治家も出てきます。この話「カブールの深謀遠慮(P.92-95)」を読むと、いかに政治が功を
奏したか、がわかると共に、自分の仕事なり投資でも活きる知恵だと思わされます。
(身についているとは思ってるけれども)

最後に、飛ぶ鳥も落とす勢いだったガリバルディも、時勢の流れから去るときも来ます。
超人のような印象も受けますが、やはり人なんだと。

それでは、崔南善の「ガリバルディ伝」の引用をして終わります。
普遍的さの有効性は疑うこともなく。
(赤字は引用です)

「大きな困難と大きな試練に勝つためには、たゆまず行動しなければならない」
「難しいことをやりとげる秘訣は、常に自信にもとづく希望のなかで生きることである」
「迫り来る災いと混乱は前進突撃してこそ避けることができること」(P.229)




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「徒然草・方丈記」を読んで(12/14)

「日本古典は面白い 徒然草・方丈記」
(著者:大伴茫人)を読んでの感想です。


…もはや投資をメインにしたブログとは思えない読書感想文へと。

そもそもなぜ手に取ったかさえ不明ですが、古典は古典の魅力がある。
今の今まで行きながらえてきた背景は無視できまいに。

さて本題に入ります。

徒然草って誰が書いたか知ってます?
吉田兼好だよね、と思ったらこれにも諸説あるようで。
そもそもの生まれの姓は卜部(うらべ)で卜部兼好(かねよし)だったと。
そして出家後兼好法師となり、さらには家が吉田姓を名乗ったものだから吉田兼好と。
…人に歴史ありだなあと。

で、もうひとつのタイトルになる方丈記はというと、
鴨長明となりますが、本名は長明(ながあきら)というからもうよくわからん。

それでは引用をしつつ、勝手な感想を。
(引用は赤字です)

双六の上手と世間で言った人に、その方法を尋ねましたところ、「勝とうと思って打ってはならない。負けないと思って打つべきである。どの手が早く負けてしまうだろうかと考えて、その手を使わずに、一目であっても遅く負けるはずの手を選ぶのがよい」と言う。
これは道を知っている人の教えというべきもので、身を治め国を保とうとする道も、またこのようなものだ。(P.172-173:徒然草)

投資に活かせるマインドかと。
投資でいう”負けない”とは何を指すか…特に言う必要もなかろうて。

生老病死が移って来ることは、また、四季の変化よりもなお速やかである。四季にはまだ定まっている順序がある。死ぬ時期は順を待ってやってはこない。死は必ずしも前から来るわけではない。知らぬ間に後ろへ迫っているのだ。人は皆、死が来るという事を知っていながら、待ち受けることがそんなにも切実ではないために、思わぬうちにやって来る。(P.227:徒然草)

人の生き死にはいつなんどきかわかりません。
だから日々に感謝できるというものありますが。
今日生きて、仕事の愚痴を言えることに感謝を…w

身のほどを知り、世のあり方を知っているから、分を超えたことを願わず、あくせくせず、ただ静かに暮らしていることを望みとし、憂いのないことを楽しみとする。(P.346:方丈記)

ストレスを感じない生き方はこれだよねえと。
人生にそんな多くを望んじゃいないよ。

といったところです。


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今年読んでオススメできる本(投資本編)(10/21)

こんぬつわ。なかなかのくず、モカヲでございます。

2016年もあと2ヶ月を残す限りと。早いもんですねえ(定番)。

そしてタイトルですが、投資本3冊をオススメしたいなと。
読書感想文は書かなくなって久しいですが、本は読んでるわけで。

それではスタート。

「完全なる投資家の頭の中」トレル・グリフィン著

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バフェット氏の盟友・チャーリー・マンガー氏の発言集みたいなもの。
ツイッター友(だと自分は勝手に思っている)のColorless_Opinionさんのオススメでもある。

一言で言えば、賢いとはこういうことを言うのだと。
実に耳に痛い言葉もありますが、絶賛されている「投資で一番大切な20の教え」
引けを取らないと思うけれど。

「株式投資で普通でない利益を得る」フィリップ・A・フィッシャー著

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バフェット氏が「わたしの15%はフィッシャーで、85%はグレアムでできている」と言ったとか。
そのフィッシャー氏が書いた本のうちの1冊がこれ。

この本の面白いところは、息子で投資家でもあるケネス・L・フィッシャー氏が
父親であるフィリップ・A・フィッシャー氏の人物像について書いてあること。

どんな人だったのか?は実に興味深いっすわ。

「確定拠出年金の教科書」山崎元著

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山崎元氏の本でハズレがあるとは思いませんが、まさに。
必要なネタは網羅しているはず。転職する人には面倒な部分がまとめてあるので手元に1冊、という具合か。

という感じで。

投資関連の本は、読めば読むほど正比例して力がつく…ようなものではなく。
ここで挙げた2冊は投資哲学に近いもの。単純に読んで面白いというのもある。

実際のところ、読んでる本でジャンル的に多いのは会計の本です。
ただとーしろーの解釈でもありますのでその辺は割愛。
発生した情報をシグナルと勘違いして死亡するレヴェルでございますので。
せめてノイズ除去ぐらいしたいお。

まとめると、自分はなかなかのくずなので、人100倍ぐらいやって追いつけるところかなと。
努力しないと今さえ維持できない。仮に努力の方向が誤っていたら修正すれば良い。
自分で気づくことが大事なんだ。わたしが死ぬまでこの戦いは続く。
Cut & Tryでいくんだおおおお。お?







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読書時間を確保するには(5/24)

日々、読書時間が取れない。
理由は時間の使い方が下手だからだろう。

でも有効に使える時間がある…通勤時間だ!

周りを見ると、大半の人はスマホをいじっている。もしくは目を瞑っている。

そんな中、サッソーと本を読むダメリーマンありけり。
そうです、わたすです、わたす。

特に行きの電車とバスは集中できる。理由はわからない。
逆に帰りの電車とバスは集中できない。理由はわからない。たぶんくたびれてんだろ。

ただこの帰りの対策として、難易度の低い本も持参するようにしました。
これまで1冊を終わるまで読み続ける作戦でしたが、行きと帰りで読む本を変えて。

しかしこの通勤時間だけで、だいたい本を読み終える日々です。
暑くなってくると「お風呂de読書」が辛いから…

日々精進しなければ、明日はないのだよ、わたすのようなダメ人間には…黙祷。

とうとうフィリップ・マーロウに手を出してしまった…

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「オムニチャネル戦略」を読んで(11/15)

「オムニチャネル戦略」
(著者:角井亮一)を読んでの感想です。


オムニチャネルという言葉自体、最近ちょこちょこ聞くようになった気がします。
個人的にはセブン&アイHDのオムニ7が一番近いような。

ではオムニチャネルって何よ?って言われると答えられます?

「・・・えーと、オムニなチャネルなわけよ(おばか)」

冗談は置いときますと(引用は赤字です)、

オムニチャネルとは、「消費者がこれらの複数のチャネルを縦横どのように経由してもスムーズに情報を入手でき購買へと至ることができるための、販売事業者によるチャネル横断型の戦略やその概念、および実現のための仕組み」(経済産業省「平成26年度電子商取引に関する市場調査」)(P.19)

買い物の入り口がスマホ経由だろうがなんだろうが構わなく、
そして消費者の受け取りも近くの店舗だったり宅配だったり自由自在、みたいな。

一言で言えば簡単な話のようですが、実現はすさまじく大変そう。
だって在庫管理やリアル店舗との連携とかすぐに融合できないでしょうに。

といったことをこの本では細かく解説されてまして、実に面白かったです。

特にオムニチャネルで先行している米国の事例が複数書かれており、これがまた興味深い。

最近ではウォルマート(WMT)の株価が冴えないわけですが、
この一端にはAmazonのようなEC中心の企業にシェアを食われている、
というのもありそうだなあと。そして凋落を悲観されているのではないかと…

しかしこの本で書かれている内容では、ウォルマートのオムニチャネルの強みを感じます。
いずれウォルマートとAmazonが「リアル店舗+EC店舗」というマーケットで相見えるとしても、
それはそれぞれがしのぎを削るというよりも、どちらかと言えば協力する、が近いように思いました。

また話を変えますと、物流に対する日本人とアメリカ人の感覚の違いも面白いです。

わたし達日本人は、翌日配達や時間指定なんて当たり前に感じますが、
アメリカでは全然そんなことない。
例えば「4日後届けるから」とメールが来ても、実際来ないとかザラのようだ。
でもそれも広大な国土を考えれば分からなくもない話で、この日本人的考え方で
オムニチャネルを当てはめてしまうと危険だなあと。
適材適所な感じを覚えました。

近未来的な買い物の姿を垣間見た気がして勉強になりました。
小売には凍死するつもりはないんですが、この未来的な市場は興味深いよねえ。

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(当ブログはリンクフリーです)

モカヲ

Author:モカヲ
30代サラリーマンです。
2008年頃から投資をしてます。
(これが講じてFP技能士2級取得)

個別株で失敗を繰り返し、
とうとうETFにたどり着く。
これが今のベターと知りつつも、
ムラッけから個別株も物色中…

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