2013年09月22日 - 長期投資で自分年金づくり
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「株式投資の未来」を読んで (前編) (9/22)

「株式投資の未来」(ジェレミー・シーゲル著)を読んで。

まずひとこと。
読むべし!以上!

いやぁ、もっと早く読むべきだった・・・
出来れば投資家人生スタートのときに・・・
そうすればこれまでの失敗とかなかったかも・・・

とか振り返ってもしょうがないので感想。
すごく大事なところが多かったので、前後編に分けます。
まずは前半部分の「第一部 成長の罠を暴く」から「第三部 株主価値の源泉」まで。

ただ全体通して思ったのは、長期投資家やインデックス投資家だけでなく、
個別銘柄を対象にしている人にも読んでためになるところがあるなということ。
とくに前半部分の成長の罠の部分は。

自分にとって目から鱗だったのは下記とか。

「成長率が高いだけでは、リターンは高くならない」(序文.15)
「過去に際立ったパフォーマンスを達成してきた銘柄は、斜陽業界や低成長国に属しているケースが多い」(P.4)
「株式投資の長期リターンは〜(省略)〜実際の増益率が投資家の期待に対してどうだったかで決まる」(P.10)
「過去10年間、世界のどの国より高い成長率を達成した国が、投資家にもたらしたリターンは、どの国よりも低かった」(P.15)


私は長い目で見ても、成長率が高い=高パフォーマンスと思っていただけに、驚かされた点でした。
読んでよかったね。

「黄金銘柄に支払う対価は、PERで20倍から30倍までが妥当だろう」(P.53)
「「PERが市場平均に対して大幅なプレミアム」となった株は買ってはいけない」(P.61)
「長期的に低迷する業界はときに、株主に際立ったリターンをもたらす」(P.69)
「過去45年間、市場全体のPERは平均で17倍にすぎない」(P.84)
「技術革新はかならずしも高いリターンを意味せず、高い収益も意味しない」(P.118)


私はPBRで割安かどうか測る人でしたが、PERの重要性を改めて解釈しました。
これからはPERをよく見ようと。

大事な点が多すぎて、前半だけでもまだまだ足らないぐらい。
この前半は、個別銘柄についても解説がなされており、またセクターについても記載があるため、
個別株取引をされてる方は多いに参考になるんじゃないかと(特に米株)。

ひとまず、2013年に読んで良かった本NO.1になりました!後編につづきます!



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モカヲ

Author:モカヲ
30代サラリーマンです。
2008年頃から投資をしてます。
(これが講じてFP技能士2級取得)

個別株で失敗を繰り返し、
とうとうETFにたどり着く。
これが今のベターと知りつつも、
ムラッけから個別株も物色中…

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