2014年02月15日 - 長期投資で自分年金づくり
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「イーロン・マスクの野望」を読んで (2/15)

「(未来を変える天才経営者)イーロン・マスクの野望」
(竹内一正著)
を読んでの感想です。

一言で言えば、断片的な物語ではありますが、”スゴ過ぎて参考にならない”ですね。
こんな方が人類をいい方向に持っていくんだろうかとか感じました。ありきたりですけれど。

どうすごいかといえば、あとがきから引用すれば下記な感じの人。

今のペースで人間が増え続け、地球温暖化が進んで自然環境が破壊されれば、人類は地球上だけには住めなくなる。だから火星に移住する。しかし、いま火星に行けるロケットはないから、それを作るまでの時間を稼ぐため、電気自動車と太陽光発電を普及させ、二酸化炭素や排気ガスがこれ以上増えないように歯止めをする(P.231)

ということを実際にやってる人。テスラモーターが電気自動車で、スペースXがロケットと。
スゴ過ぎ。どれか1個でもすごいだろうに、ストーリーを元に全部やっちゃうってのがなおおそろしい。

ここからは凡人中の凡人の私が気になったフレーズを列挙します。

アメリカについて「すごいことが可能になる国だ」(P.24)

過去に例のない新しいモノを生み出す場合は、
原理に立ち返って物事を見つめ直す姿勢が最も重要であること(P.36)

挑戦と成果の間には、過酷な試練が待っているものだ(P.52)

アイデアを実行することは、アイデアを思い付くより難しいからだよ(P.126)


などなど。

何となく思ったのは、車とロケットの構造について興味がある人は楽しめるだろうなと。
私は興味ゼロですので「ふーん」程度。きっと興味がある人には「おお!そうなんだ!」とかあるかも。

あと実は投資面にも影響する話しがちょいちょいある。
NASAが国際宇宙ステーションへの物資輸送に民間を活用するというところや、
石油メジャーと既存のガソリン車を売りたい車メーカーの利害関係とか。

自動車業界は、石油資本と固く結びついた巨大利権を握る強欲な圧力団体であり、
イーロンが戦っている相手の実態だ(P.200)


という巨大既得権益に戦いを挑まないといけないという、暗殺されてもおかしくないぐらいのこと。
スゴ過ぎ(何度目?)。自分なら萎縮してしまうわ。そもそも戦おうという思想はないけれど。

ちょっと脱線すると、コレを読んでシェブロンへの投資を決めた側面もあります。
(シェブロンを買ったはなしはこちら

「こんなすごい人がいるのに、私の悩みのちっぽけさと言ったら・・・」
とか思えるので、悩みごとがあって抜け出せない人にオススメかもしれない。

読み始めはあんまり面白くなかったけど、どんどん引き込まれましたとさ!



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モカヲ

Author:モカヲ
30代サラリーマンです。
2008年頃から投資をしてます。
(これが講じてFP技能士2級取得)

個別株で失敗を繰り返し、
とうとうETFにたどり着く。
これが今のベターと知りつつも、
ムラッけから個別株も物色中…

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