「ジム・クレイマーの株式投資大作戦」を読んで (4/20)
「ジム・クレイマーの株式投資大作戦」
(著者:ジム・クレイマー)を読んでの感想です。
”内容でないところ”で言うと、分厚いです、迫力があります。
また裏話で言えば、なぜかなかなか手に入りませんでした。
hontoでもダメ、楽天ブックスでもダメ。あげくTSUTAYAでもダメ・・・
で、Traders Shopで買いました。というかここでしか”在庫あり”を見つけられなかった。
さて本題。
内容は盛りだくさんではありますが、
インデックス投資家向けというよりも、個別株を扱う人向けというところでしょうか。
個人的には「ピーター・リンチの株で勝つ」(読書感想文はこちら)に近い印象です。
ただこちらの方が読み物というより、より実践的な内容となっています。
分厚いので、ざっくり内容をかいつまみますと、
・相場サイクルとトレーディング戦略(P.175図)
・トレーディングのための10のルール(P.236)
・長期投資のための25のルール(P.246)
・十分分散された10の推奨銘柄(P.287)
・株価の大底をこうして見極める(P.318)
・天井でこうして売り抜ける(P.360)
・オプションと空売り(P.398)
と株取引を行う上で必要な知恵が一通り揃っている感じです。
上記したピーター・リンチ氏の本と同様に、著者のジム・クレイマー氏が
ヘッジファンドを運営して体感した内容がごまんと盛り込んであります。
全部に触れるとアレなので、・十分分散された10の推奨銘柄(P.287)に触れます。
ざっくりと10の銘柄は下記な感じでした。
1)あなたの身の回りにある企業
2)石油株
3)名の通った優良大企業 配当利回りが2.5%以上の→値下がりヘッジになるから
4)金融関連銘柄 地方銀行とか
5)投機銘柄
6)地味で変化に乏しい消費材関連銘柄 P&Gとか
7)大型優良循環銘柄
8)ハイテク銘柄
9)新興の流通チェーン銘柄 これから全国展開するもの
10)S&P 600指数の中型株の中から、明日の希望の星になる銘柄
(1)は実践している人も多いんじゃないでしょうか。
私的には(2)の石油株を推奨しているところがひっかかりました。
なぜなら私的バイブル「株式投資の未来」(読書感想文はこちら)でも、
石油株は推奨していますからね。で、シェブロン(CVX)を買ってたりします。
ここでも具体例として、エクソンやシェブロンが挙ってます。
最後に、口酸っぱく書いてあることがあります。
それは、”バイ・アンド・ホールド”ではダメだということ(P.49など)。
「じっと持ってる」だけでは身の破滅(P.49)と「バイ・アンド・ホームワーク」せよと。
ホームワークとは、保有している銘柄のウェブサイトに行ったり、経営者とのコンファレンス・コールを聞いたり、新聞・雑誌の記事を読んだり、アナリストの会社レポートを入手したりして、経営実態や将来見通しを詳しく分析することだ(P.255)
とのこと。これは全くですね!
2006年に刊行された本なのに、全然色あせません!
オススメです!2014年に読んだ本ベスト3です!
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(著者:ジム・クレイマー)を読んでの感想です。
”内容でないところ”で言うと、分厚いです、迫力があります。
また裏話で言えば、なぜかなかなか手に入りませんでした。
hontoでもダメ、楽天ブックスでもダメ。あげくTSUTAYAでもダメ・・・
で、Traders Shopで買いました。というかここでしか”在庫あり”を見つけられなかった。
さて本題。
内容は盛りだくさんではありますが、
インデックス投資家向けというよりも、個別株を扱う人向けというところでしょうか。
個人的には「ピーター・リンチの株で勝つ」(読書感想文はこちら)に近い印象です。
ただこちらの方が読み物というより、より実践的な内容となっています。
分厚いので、ざっくり内容をかいつまみますと、
・相場サイクルとトレーディング戦略(P.175図)
・トレーディングのための10のルール(P.236)
・長期投資のための25のルール(P.246)
・十分分散された10の推奨銘柄(P.287)
・株価の大底をこうして見極める(P.318)
・天井でこうして売り抜ける(P.360)
・オプションと空売り(P.398)
と株取引を行う上で必要な知恵が一通り揃っている感じです。
上記したピーター・リンチ氏の本と同様に、著者のジム・クレイマー氏が
ヘッジファンドを運営して体感した内容がごまんと盛り込んであります。
全部に触れるとアレなので、・十分分散された10の推奨銘柄(P.287)に触れます。
ざっくりと10の銘柄は下記な感じでした。
1)あなたの身の回りにある企業
2)石油株
3)名の通った優良大企業 配当利回りが2.5%以上の→値下がりヘッジになるから
4)金融関連銘柄 地方銀行とか
5)投機銘柄
6)地味で変化に乏しい消費材関連銘柄 P&Gとか
7)大型優良循環銘柄
8)ハイテク銘柄
9)新興の流通チェーン銘柄 これから全国展開するもの
10)S&P 600指数の中型株の中から、明日の希望の星になる銘柄
(1)は実践している人も多いんじゃないでしょうか。
私的には(2)の石油株を推奨しているところがひっかかりました。
なぜなら私的バイブル「株式投資の未来」(読書感想文はこちら)でも、
石油株は推奨していますからね。で、シェブロン(CVX)を買ってたりします。
ここでも具体例として、エクソンやシェブロンが挙ってます。
最後に、口酸っぱく書いてあることがあります。
それは、”バイ・アンド・ホールド”ではダメだということ(P.49など)。
「じっと持ってる」だけでは身の破滅(P.49)と「バイ・アンド・ホームワーク」せよと。
ホームワークとは、保有している銘柄のウェブサイトに行ったり、経営者とのコンファレンス・コールを聞いたり、新聞・雑誌の記事を読んだり、アナリストの会社レポートを入手したりして、経営実態や将来見通しを詳しく分析することだ(P.255)
とのこと。これは全くですね!
2006年に刊行された本なのに、全然色あせません!
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![]() 【中古】 全米No.1投資指南役ジム・クレイマーの株式投資大作戦 /ジムクレイマー【著】,井手... |
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