保有銘柄数はいくつがいいのか? 〜名著に学ぶ〜 (5/6)
皆さまのポートフォリオで、保有銘柄数はいくつでしょうか?
私はというと、サテライト投資に限っては4銘柄となっております。
(アルトリアグループ(MO),フィリップモリス(PM),ロリラード(LO),シェブロン(CVX))
では最適な銘柄数っていくつなんでしょう?
絶対的な解はないんでしょうが、目安にすべき数はあるかもしれません。
ということで、昨今読んだ本ではどうなっていたのかを検証します。
まず私的バイブル「株式投資の未来」(ジェレミー・シーゲル著)
(読書感想文はこちら)
実は明確な銘柄数についてはコメントされていません。
ただ銘柄数と考えられるコメントはある。それが”第17章 未来に向けた戦略”(P.277)。
それぞれに10〜15%程度を配分できれば、妥当といえるだろう(P.292)
ここでの”それぞれ”とは、前ページに載っている、
・高配当戦略
・グローバル戦略
・セクター戦略
・バリュー戦略
の4つについて配分したら、ということと解釈できる。
そのため推奨としては、”最低で4銘柄”と考えることができる。
次に「ピーター・リンチの株で勝つ」(ピーター・リンチ著)
(読書感想文はこちら)
明確なコメントとして存在していて、”多すぎる銘柄数とは、どれくらいか?”(P.271)
という章に書いてある。
小さめのポートフォリオでは、3ないし10銘柄保有するのがよいと思う(P.274)
なるほど。開きはあるけど、それぐらいなのね。
お次は「ジム・クレイマーの株式投資大作戦」(ジム・クレイマー著)
(読書感想文はこちら)
こちらは最適な銘柄数について細かく書いてある。
特に”十分分散された10の推奨銘柄”(P.287)にオススメの銘柄群まで書いてる。
ただ銘柄数については・・・
皆さんが毎週最低10時間のホームワークをこなし、10銘柄を組み入れたポートフォリオを作ることを想定して、話しを始めよう。もし10銘柄は手に余るというなら、5つから始めてもかまわない(P.288)
Buy and Homeworkせよと説くジム・クレイマー氏としては、ホームワークするのなら、
何銘柄でもオッケーという考えなのかもしれない。
でもサラリーマンでホームワークに割ける時間があまりないなら・・・5銘柄ということか。
それでも毎週5時間は時間取れよってことで。
最後に最近の本で「Market Hack流 米国式投資の技法」(広瀬隆雄著)
(読書感想文はこちら)
ここでは”分散投資を心がけろ”(P.62)にて書いてある。
個人投資家の株式投資ではせいぜい10銘柄から16銘柄程度が目の行き届く限界だと思います。(P.63)
ここまで挙げてきた名著から見ると、銘柄数が多く感じますね。
<考察>
見て来た通り、それほど手広く広げない方が吉ということでしょうか。
そもそもなぜ銘柄数を増やすかについては、リスク分散のためです。
インデックス投資家としては、株式に債券をまじえてトータルのリスクを低減する戦略を取るように、
個別銘柄についても、セクターを分散させて、一撃必殺で撃沈しないようにするためです。
個人的には管理可能な銘柄数ならオッケーだと思ってますが、
それでもせいぜい5銘柄ぐらいです(私の場合)。
なぜなら毎日フォローできませんし、これ以外に国内銘柄もありますので。
現状で言うとたばこセクターに偏っているので、ヘルスケアセクターから、と狙ってますけど。
ただし!
ピーター・リンチも言ってるわけですが・・・
要は、銘柄数を幾つにするかではなく、それぞれの会社がいかによいのかを調査することが大事で、ケースバイケースということになる。(P.274)
ごもっともです!!お後がよろしいようで!!
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私はというと、サテライト投資に限っては4銘柄となっております。
(アルトリアグループ(MO),フィリップモリス(PM),ロリラード(LO),シェブロン(CVX))
では最適な銘柄数っていくつなんでしょう?
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ということで、昨今読んだ本ではどうなっていたのかを検証します。
まず私的バイブル「株式投資の未来」(ジェレミー・シーゲル著)
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実は明確な銘柄数についてはコメントされていません。
ただ銘柄数と考えられるコメントはある。それが”第17章 未来に向けた戦略”(P.277)。
それぞれに10〜15%程度を配分できれば、妥当といえるだろう(P.292)
ここでの”それぞれ”とは、前ページに載っている、
・高配当戦略
・グローバル戦略
・セクター戦略
・バリュー戦略
の4つについて配分したら、ということと解釈できる。
そのため推奨としては、”最低で4銘柄”と考えることができる。
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明確なコメントとして存在していて、”多すぎる銘柄数とは、どれくらいか?”(P.271)
という章に書いてある。
小さめのポートフォリオでは、3ないし10銘柄保有するのがよいと思う(P.274)
なるほど。開きはあるけど、それぐらいなのね。
お次は「ジム・クレイマーの株式投資大作戦」(ジム・クレイマー著)
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こちらは最適な銘柄数について細かく書いてある。
特に”十分分散された10の推奨銘柄”(P.287)にオススメの銘柄群まで書いてる。
ただ銘柄数については・・・
皆さんが毎週最低10時間のホームワークをこなし、10銘柄を組み入れたポートフォリオを作ることを想定して、話しを始めよう。もし10銘柄は手に余るというなら、5つから始めてもかまわない(P.288)
Buy and Homeworkせよと説くジム・クレイマー氏としては、ホームワークするのなら、
何銘柄でもオッケーという考えなのかもしれない。
でもサラリーマンでホームワークに割ける時間があまりないなら・・・5銘柄ということか。
それでも毎週5時間は時間取れよってことで。
最後に最近の本で「Market Hack流 米国式投資の技法」(広瀬隆雄著)
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ここでは”分散投資を心がけろ”(P.62)にて書いてある。
個人投資家の株式投資ではせいぜい10銘柄から16銘柄程度が目の行き届く限界だと思います。(P.63)
ここまで挙げてきた名著から見ると、銘柄数が多く感じますね。
<考察>
見て来た通り、それほど手広く広げない方が吉ということでしょうか。
そもそもなぜ銘柄数を増やすかについては、リスク分散のためです。
インデックス投資家としては、株式に債券をまじえてトータルのリスクを低減する戦略を取るように、
個別銘柄についても、セクターを分散させて、一撃必殺で撃沈しないようにするためです。
個人的には管理可能な銘柄数ならオッケーだと思ってますが、
それでもせいぜい5銘柄ぐらいです(私の場合)。
なぜなら毎日フォローできませんし、これ以外に国内銘柄もありますので。
現状で言うとたばこセクターに偏っているので、ヘルスケアセクターから、と狙ってますけど。
ただし!
ピーター・リンチも言ってるわけですが・・・
要は、銘柄数を幾つにするかではなく、それぞれの会社がいかによいのかを調査することが大事で、ケースバイケースということになる。(P.274)
ごもっともです!!お後がよろしいようで!!
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