「30の戦いからよむ世界史(下)」を読んで (8/31)

「30の戦いからよむ世界史(下)」
(著者:関眞興)を読んでの感想です。
(上巻の読書感想文はこちら)
下巻では”アメリカ独立戦争”から”アフガニスタン紛争”までの16の戦いについて。
当然こちらの巻では近代までの歴史を追いかけています。
この巻を読んで思うのは、資本主義が進んできたなぁということです。
あとは終盤に向かってイスラム教のすごさを感じます。
とてもじゃないですが、この本だけでは理解しきれませんでした。
さて、投資につながる部分を引用していきます。
(下記の赤太字が引用部分です)
資本主義経済体制を簡単な言葉で表現してみると、「大量に作った製品を大量に売ることで成り立つ経済体制」といえるのではないでしょうか。
〜(省略)〜
生存のために不可欠な食料はともかくとして、習慣性のある嗜好品といえば、たばこやコーヒー、アルコール飲料などが思い浮かびます。(P.123)
→自称シーゲル信者を名乗る上で、この嗜好品への投資、しかも中毒性があるもの、
というのが私のサテライト投資のメイン部分となっています。
もっと早く気づいていれば、アルコールへの投資も率先していたんですけどね…
だってアルコール中毒とは言えど、タバコ中毒とは言わないもんね。
戦場での死傷者数も膨大なものになり、兵器の発展を担った軍需産業は、戦後もさらに拡大・発展していきます。(P.235)
アメリカでも軍需産業が活況を呈するようになり、それがアメリカ経済の本格的復興の牽引役を果たしました。(P.264)
現実の問題として、第一次世界大戦後の平和な時代、兵器産業が低迷したことが世界恐慌の一因であったとも考えられます。(P.265)
→軍需産業への投資。
薦められたものではないかもしれませんが、戦争によるリスクヘッジにはなるかも。
ロッキードマーチン(LMT)とか未だ配当利回り3%超えてるんですよね。
この産業への投資はその投資家の考え方によるのかも。
私はちょっと・・・ただ需要が今後なくなるとは思えない。
といった感じです。
上下巻通した感想としては、大筋は理解できますが、文庫ゆえに情報量が少なく、
詳細までは追いきれません。なのでほかの本で知識を強化するしかないなぁと。
ただ私のように世界史初心者には導入本としてはありかなと思いました。
よかったら読んでみてください!(えらそーに言うなって感じですが)w
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