「ジム・クレイマーの"ローリスク"株式必勝講座」を読んで その1 (2/28)
「ジム・クレイマーの"ローリスク"株式必勝講座」
(著者:ジム・クレイマー)
(訳者:井手正介)を読んでの感想です。

写真を見てもらえればわかるように、
全510ページに渡るすんごいボリューム…もはや辞書だ。
これを1回で読書感想文とすると取りこぼしそうなので3回に分けて。
その1回目は
「第1章 何が株価を動かすのか」から
「第3章 スーパー・グロース銘柄の評価」までの感想です。
(引用は赤字です)
第1章では、何が株価を動かしているのか解説した上で「指値」注文の大事さを述べています。
成行注文だと値が飛ぶ可能性があるから注意しろ、ということ。
また興味深いのは、前作ではETFの存在について何も記載されていませんでしたが、
今作では、そのETFが当たり前になった上で、それとの付き合い方が書かれていることです。
特にセクターETFとの付き合い方は身につけたい指針でした。
コレに加えて、FRBの金融政策についても書いてあるので、
ホント至れり尽くせりな本だなぁと思わされます。
ただ基本思考は前作のままで、"成長の罠"(「株式投資の未来」より)ではないですが、
あくまで"コンセンサス予想"に対してどうなのか、が基本である旨です。
で、ここから1歩踏み込んで、
会社が「コンセンサス予想を上回った」というのはいい話だ。しかし、「コンセンサス予想を上回ったり、目標水準を引き上げた」という話がもっとも重要なのだ。(P.84)
という、更に先を行くための解説がなされております。
次いで第2章です。
"自分なりのマクロ展望を持つ"(P.86)と称して、
私がもっとも信頼するのは、企業自身が発表する業績開示時のリリースやコンファレンス・コールのテキストだ。(P.87)
と言っており、再三出てくる"じっくり長者"という、すぐには金持ちになれないよ、
というアドバイス通り、コンファレンスコールをしっかり読み解こうというニュアンス。
ぐうの音も出ない。正論・正論&正論・・・
しかもこのコンファレンスコールを読み解く上で、ここが大事でっせというレクチャーも。
どうしたらいいのかは、実に膨大な量過ぎるので読まれて体得した方が良いかと。
今回の最後、第3章について。
章のタイトルを"スーパー・グロース銘柄の評価"と銘打っているだけに、
その名の通り、グロース銘柄を上回るもの、ということでしょう。
クレイマー氏は、市場平均に打ち勝つためには、
このスーパー・グロース銘柄はポートフォリオに入れないといけない、
としています。
ではどう評価するか、ですが、それについてはテスト項目を10個設けて、
それぞれ1点〜10点で各自点数をつけてみる、という試み。
例として、グーグル・アマゾン・スターバックスの3社について点数化しています。
テスト例で言うと、
テスト1 何年にもわたって高成長を維持する潜在能力を持っているか(P.140)
テスト2 市場は長期間高成長を続けられるだけ大きいか(P.144)
などなど。
ここに書くには、内容が膨大すぎて書ききれません・・・
楽しんで読み進めましたけど、おそらく20%程度しか理解できてないかなと。
何度も読んで体得する所存でありんす。
1度読んだだけじゃ、読んだ気になっただけだもんね。
では次回、「第4章 社会と経済の7つのメガ・トレンド」から
「第6章 株主価値を高める21人の名CEO」までを。
・・・次回は明日ではないこと、ご了承ください。
面白い記事でしたら、応援ポチしていただけるとうれしいです!
(著者:ジム・クレイマー)
(訳者:井手正介)を読んでの感想です。

写真を見てもらえればわかるように、
全510ページに渡るすんごいボリューム…もはや辞書だ。
これを1回で読書感想文とすると取りこぼしそうなので3回に分けて。
その1回目は
「第1章 何が株価を動かすのか」から
「第3章 スーパー・グロース銘柄の評価」までの感想です。
(引用は赤字です)
第1章では、何が株価を動かしているのか解説した上で「指値」注文の大事さを述べています。
成行注文だと値が飛ぶ可能性があるから注意しろ、ということ。
また興味深いのは、前作ではETFの存在について何も記載されていませんでしたが、
今作では、そのETFが当たり前になった上で、それとの付き合い方が書かれていることです。
特にセクターETFとの付き合い方は身につけたい指針でした。
コレに加えて、FRBの金融政策についても書いてあるので、
ホント至れり尽くせりな本だなぁと思わされます。
ただ基本思考は前作のままで、"成長の罠"(「株式投資の未来」より)ではないですが、
あくまで"コンセンサス予想"に対してどうなのか、が基本である旨です。
で、ここから1歩踏み込んで、
会社が「コンセンサス予想を上回った」というのはいい話だ。しかし、「コンセンサス予想を上回ったり、目標水準を引き上げた」という話がもっとも重要なのだ。(P.84)
という、更に先を行くための解説がなされております。
次いで第2章です。
"自分なりのマクロ展望を持つ"(P.86)と称して、
私がもっとも信頼するのは、企業自身が発表する業績開示時のリリースやコンファレンス・コールのテキストだ。(P.87)
と言っており、再三出てくる"じっくり長者"という、すぐには金持ちになれないよ、
というアドバイス通り、コンファレンスコールをしっかり読み解こうというニュアンス。
ぐうの音も出ない。正論・正論&正論・・・
しかもこのコンファレンスコールを読み解く上で、ここが大事でっせというレクチャーも。
どうしたらいいのかは、実に膨大な量過ぎるので読まれて体得した方が良いかと。
今回の最後、第3章について。
章のタイトルを"スーパー・グロース銘柄の評価"と銘打っているだけに、
その名の通り、グロース銘柄を上回るもの、ということでしょう。
クレイマー氏は、市場平均に打ち勝つためには、
このスーパー・グロース銘柄はポートフォリオに入れないといけない、
としています。
ではどう評価するか、ですが、それについてはテスト項目を10個設けて、
それぞれ1点〜10点で各自点数をつけてみる、という試み。
例として、グーグル・アマゾン・スターバックスの3社について点数化しています。
テスト例で言うと、
テスト1 何年にもわたって高成長を維持する潜在能力を持っているか(P.140)
テスト2 市場は長期間高成長を続けられるだけ大きいか(P.144)
などなど。
ここに書くには、内容が膨大すぎて書ききれません・・・
楽しんで読み進めましたけど、おそらく20%程度しか理解できてないかなと。
何度も読んで体得する所存でありんす。
1度読んだだけじゃ、読んだ気になっただけだもんね。
では次回、「第4章 社会と経済の7つのメガ・トレンド」から
「第6章 株主価値を高める21人の名CEO」までを。
・・・次回は明日ではないこと、ご了承ください。
![]() 【楽天ブックスならいつでも送料無料】ジム・クレイマーの“ローリスク”株式必勝講座 [ ジム・... |


面白い記事でしたら、応援ポチしていただけるとうれしいです!



スポンサーサイト