「ジム・クレイマーの"ローリスク"株式必勝講座」を読んで その2 (3/8)
「ジム・クレイマーの"ローリスク"株式必勝講座」
(著者:ジム・クレイマー)
(訳者:井手正介)を読んでの感想 その2です。
その2では、「第4章 社会と経済の7つのメガ・トレンド」から
「第6章 株主価値を高める21人の名CEO」までを。
ちなみにその1は「「ジム・クレイマーの"ローリスク"株式必勝講座」を読んで その1(2/28)」
「第4章 社会と経済の7つのメガ・トレンド」では、
そのタイトル通り、これから注目されそうなトレンドとその対象銘柄について記載されています。
以前書いたように、「米国株の特定口座/一般口座の使い分け その④(2/19)」
新しい医薬品と称して、バイオテック企業を記載しているような感じです。
クレイマー氏の推奨銘柄を知れる、というのもありますが、
どちらかと言えば、どういったトレンドを見ているのか知れることがプラスでした。
薄々感じていることばかりですが、それを言葉で表してくれるところがありがたく。
続いて「第5章 会社分割による株主価値の創造」では、
会社分割をすることによって、その保有する価値を正しく評価されるよ、ということを論じています。
クレイマー氏は、各アナリストは特定の分野にのみ特化しているため、
例えば複数に渡る事業を持つ企業では、その全ての価値を正しく評価できていない、としています。
(要するに事業が持つ価値は株価より低くなっているということ)
そしてそれらを正しく評価させるには、分社化して、それぞれの事業ごとにそれらの評価を得意とする
アナリストをつけて正しく評価させよう=株価も上がると結論づけています。
またこの考えに基づいて、分社化しそうな企業を複数挙げています。
私的には、この本を読まなければまったく思い当たらない発想でした。
日本に該当するかと言えばしない気がしますが、米国では大いにありそう。
この本で一番読んでよかったなぁというところでした。
最後に「第6章 株主価値を高める21人の名CEO」では、
各CEOについてクレイマー氏が会った印象から今後の展開を予想しています。
株主価値を最大化してくれるCEOというのは、株主としては大変重要ですよね。
そういったCEOが率いる企業というのは、当然投資対象ではないでしょうか。
という感じです。
次回は「第7章 いつ売ればいいのか」から「第8章 強い思い込みはケガのもと」まで。
面白い記事でしたら、応援ポチしていただけるとうれしいです!
(著者:ジム・クレイマー)
(訳者:井手正介)を読んでの感想 その2です。
その2では、「第4章 社会と経済の7つのメガ・トレンド」から
「第6章 株主価値を高める21人の名CEO」までを。
ちなみにその1は「「ジム・クレイマーの"ローリスク"株式必勝講座」を読んで その1(2/28)」
「第4章 社会と経済の7つのメガ・トレンド」では、
そのタイトル通り、これから注目されそうなトレンドとその対象銘柄について記載されています。
以前書いたように、「米国株の特定口座/一般口座の使い分け その④(2/19)」
新しい医薬品と称して、バイオテック企業を記載しているような感じです。
クレイマー氏の推奨銘柄を知れる、というのもありますが、
どちらかと言えば、どういったトレンドを見ているのか知れることがプラスでした。
薄々感じていることばかりですが、それを言葉で表してくれるところがありがたく。
続いて「第5章 会社分割による株主価値の創造」では、
会社分割をすることによって、その保有する価値を正しく評価されるよ、ということを論じています。
クレイマー氏は、各アナリストは特定の分野にのみ特化しているため、
例えば複数に渡る事業を持つ企業では、その全ての価値を正しく評価できていない、としています。
(要するに事業が持つ価値は株価より低くなっているということ)
そしてそれらを正しく評価させるには、分社化して、それぞれの事業ごとにそれらの評価を得意とする
アナリストをつけて正しく評価させよう=株価も上がると結論づけています。
またこの考えに基づいて、分社化しそうな企業を複数挙げています。
私的には、この本を読まなければまったく思い当たらない発想でした。
日本に該当するかと言えばしない気がしますが、米国では大いにありそう。
この本で一番読んでよかったなぁというところでした。
最後に「第6章 株主価値を高める21人の名CEO」では、
各CEOについてクレイマー氏が会った印象から今後の展開を予想しています。
株主価値を最大化してくれるCEOというのは、株主としては大変重要ですよね。
そういったCEOが率いる企業というのは、当然投資対象ではないでしょうか。
という感じです。
次回は「第7章 いつ売ればいいのか」から「第8章 強い思い込みはケガのもと」まで。
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