「知的生活習慣」を読んで(4/11)
「知的生活習慣」(著者:外山滋比古)を読んでの感想です。
「思考の整理術」の著者である外山氏が書かれた本です。
別作ですが「50代から始める知的生活術」がとても面白かったので、
続けて読んでみました(上作の読書感想文は下記です)。
「50代から始める知的生活術」を読んで その1(3/7)
「50代から始める知的生活術」を読んで その2(3/15)
タイトルがちょっと被っているように、似たような了見が多く記載されていますが
それでも新しい発見が自分にはありました。
本の構成としては、「頭に刺激」「体にいたわり」「心を豊かに」の3章となっており、
それぞれに著者が実践していると思われる内容が書かれています。
特に"忘却+日記"ということがいかに日々の生活で重要かを感じました。
どういうことかと言えば、頭の働きを良くするためにいらない知識を捨てることが忘却であり、
そしてそれを促すこととして、日記という文字化して行うことに意味が有るということです。
本文を引用すると下記の内容となっています。(引用は赤字)
日記は心覚えのためにつけるのではなく、むしろ、忘れて頭を整理する効用のあることがわかってくる。(P.26)
いらぬことを忘れるために日記はある。(P.27)
また話はマルッと変わって、これは大事だよねと感じるところを書きます。
それは、 「なぜ」「どうして」と自問する(P.93)というところで、次の記載がありました。
腑に落ちないこと、わからないこと、不思議なことに出会ったら、素朴に、「なぜ」「どうして」などと自問するのである。すぐ本を調べたりすることは必ずしも賢明ではない。疑問はいつまでも疑問としていだいていれば、そこにおのずから独自の思考が生まれるきっかけになる。(P.94)
明確な回答が出ないとしても、考え続けることって大事ですよね。
答えを求めるためというよりも、なぜかと思い続けることが重要で、
それにより自分の持つ経験や体感から自分なりの意見が抽出される・・・
まさにコーヒーのドリップ抽出のごとく、精錬したものを作り出す作業。
これを忘れて考えなくなったら、私は今以上に終わりだなぁ。
といった感想文でした。
「50代から始める知的生活術」と比べると、こちらの本の方がより突っ込んでいる内容でした。
狭く深くがこちらで、広く浅くが前著かなと。
どちらにしろ、オススメです!
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「思考の整理術」の著者である外山氏が書かれた本です。
別作ですが「50代から始める知的生活術」がとても面白かったので、
続けて読んでみました(上作の読書感想文は下記です)。
「50代から始める知的生活術」を読んで その1(3/7)
「50代から始める知的生活術」を読んで その2(3/15)
タイトルがちょっと被っているように、似たような了見が多く記載されていますが
それでも新しい発見が自分にはありました。
本の構成としては、「頭に刺激」「体にいたわり」「心を豊かに」の3章となっており、
それぞれに著者が実践していると思われる内容が書かれています。
特に"忘却+日記"ということがいかに日々の生活で重要かを感じました。
どういうことかと言えば、頭の働きを良くするためにいらない知識を捨てることが忘却であり、
そしてそれを促すこととして、日記という文字化して行うことに意味が有るということです。
本文を引用すると下記の内容となっています。(引用は赤字)
日記は心覚えのためにつけるのではなく、むしろ、忘れて頭を整理する効用のあることがわかってくる。(P.26)
いらぬことを忘れるために日記はある。(P.27)
また話はマルッと変わって、これは大事だよねと感じるところを書きます。
それは、 「なぜ」「どうして」と自問する(P.93)というところで、次の記載がありました。
腑に落ちないこと、わからないこと、不思議なことに出会ったら、素朴に、「なぜ」「どうして」などと自問するのである。すぐ本を調べたりすることは必ずしも賢明ではない。疑問はいつまでも疑問としていだいていれば、そこにおのずから独自の思考が生まれるきっかけになる。(P.94)
明確な回答が出ないとしても、考え続けることって大事ですよね。
答えを求めるためというよりも、なぜかと思い続けることが重要で、
それにより自分の持つ経験や体感から自分なりの意見が抽出される・・・
まさにコーヒーのドリップ抽出のごとく、精錬したものを作り出す作業。
これを忘れて考えなくなったら、私は今以上に終わりだなぁ。
といった感想文でした。
「50代から始める知的生活術」と比べると、こちらの本の方がより突っ込んでいる内容でした。
狭く深くがこちらで、広く浅くが前著かなと。
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