「ピーター・リンチの株の法則」を読んで vol.1(4/18)
「ピーター・リンチの株の法則」
(副題:90秒で説明できない会社には手を出すな)
(著者:ピーター・リンチ)を読んでの感想です。
分厚いんで何回かに分けてご紹介。その第一弾。

「ジム・クレイマーのローリスク株式必勝講座」と同じくらいの分厚さ。
本作は94年刊行の「ピーター・リンチの株式投資の法則」の新訳版です。
そのため時事の内容は当時のものとなっています・・・が!
やはり色褪せないその思考。タメになると共に読み物としても面白い!
なお、前著の「ピーター・リンチの株で勝つ」の読書感想文は下記です。
「ピーター・リンチの株で勝つ」を読んで(2/1)
まず私が気になった点を2つ挙げますと、
1) ”胆力”が必要と説いていること
2)分散投資の意味合いがモダン・ポートフォリオ理論とは異なること
です。
(引用は赤字です)
まず(1)については、
銘柄を自分で選ぶ投資家の運命を握るのは、頭の良さではなく胆力だ。(P.26)
ダイエットでも株でも、成否を分けるのは知力ではなく胆力だ。(P.49)
として、胆力、つまり動じない精神力を根底に求めているのが印象的でした。
(2)については、モダンポートフォリオ理論では、
アセットアロケーションの比率でリターンが決まるため、
相関性を鑑みて分散投資をする、というところに帰結するかと思います。
しかし、ピーター・リンチが言いたい分散投資というのは全然違う。
それがこれ。
次の大きなチャンスがどこに転がっているのか、事前に分かる人はいない。だからこそ分散投資は有効なのだ。(P.83)
何が上がるかはわからない。だから分散しておく。
という、若干博打打ち的な側面もありそうですね。
ただこれは第1章 聖アグネスの奇跡(アマチュアでも勝てる!)(P.29)を読むとしっくりきます。
ということで次回に続きます。
面白い記事でしたら、応援ポチしていただけるとうれしいです!
(副題:90秒で説明できない会社には手を出すな)
(著者:ピーター・リンチ)を読んでの感想です。
分厚いんで何回かに分けてご紹介。その第一弾。

「ジム・クレイマーのローリスク株式必勝講座」と同じくらいの分厚さ。
本作は94年刊行の「ピーター・リンチの株式投資の法則」の新訳版です。
そのため時事の内容は当時のものとなっています・・・が!
やはり色褪せないその思考。タメになると共に読み物としても面白い!
なお、前著の「ピーター・リンチの株で勝つ」の読書感想文は下記です。
「ピーター・リンチの株で勝つ」を読んで(2/1)
まず私が気になった点を2つ挙げますと、
1) ”胆力”が必要と説いていること
2)分散投資の意味合いがモダン・ポートフォリオ理論とは異なること
です。
(引用は赤字です)
まず(1)については、
銘柄を自分で選ぶ投資家の運命を握るのは、頭の良さではなく胆力だ。(P.26)
ダイエットでも株でも、成否を分けるのは知力ではなく胆力だ。(P.49)
として、胆力、つまり動じない精神力を根底に求めているのが印象的でした。
(2)については、モダンポートフォリオ理論では、
アセットアロケーションの比率でリターンが決まるため、
相関性を鑑みて分散投資をする、というところに帰結するかと思います。
しかし、ピーター・リンチが言いたい分散投資というのは全然違う。
それがこれ。
次の大きなチャンスがどこに転がっているのか、事前に分かる人はいない。だからこそ分散投資は有効なのだ。(P.83)
何が上がるかはわからない。だから分散しておく。
という、若干博打打ち的な側面もありそうですね。
ただこれは第1章 聖アグネスの奇跡(アマチュアでも勝てる!)(P.29)を読むとしっくりきます。
ということで次回に続きます。
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