2015年07月04日 - 長期投資で自分年金づくり
fc2ブログ

「ざっくり分かるファイナンス」を読んで(7/4)

「ざっくり分かるファイナンス」
(経営センスを磨くための財務)
(著者:石野雄一)を読んでの感想です。

財務なんて基本中の基本ぐらいしかわからない…
というのが本音です(実際はそれさえも怪しいけど)。

そんなヤツが投資して大丈夫かよ?と言われるとグレーゾーンですね…
キャッシュが毎期しっかり入ってくる会社買おうぜ!という単純な具合ですが、
まだとりあえず投資人生は続いておりまするので。

さて、そんな具合ですので、かるーく読めるファイナンス本を探していました。
そしたらこちらの本に出会いました。
読んでみると、本当に基本中の基本からわかりやすく書いてあってありがたや〜。

わたしが勝手に見る企業の財務状況と、著者のようなプロが見る財務状況では、
同じ数字を見ているとはいえ、見ているポイントが違うのだなと思わされます。

読んでよかった。そう思えました。

さて、わたしにしては引用もなく来てしまったので、ここらで引用です。
(引用は赤字です)

最近、ますます”配当野郎”化してきたわたしですので、配当について。

それでは、配当というのはそもそも何なのでしょうか。
実は株主にとっての配当というのは、単に現金の保管場所が変わったものに過ぎません。
たとえば、ある会社の投下資本利益率が10%だとしましょう。投資家がその会社の株を一株50万円で購入したとすれば、1年後には、それが55万円になっているということです。ところが、会社から5万円を配当として受けとってしまうと、当然のことながら、株価は55万円から50万円に下がるはずです。結局5万円を会社に預けておくか、自分でもらっておくかの違いで、それが、すなわち「保管場所が変わった」の意味するところです。
(略)
その一方で、「将来の投資機会がない」というネガティブなシグナルにもなり得ることに注意が必要です。それを考慮に入れれば、その企業がライフサイクルのどの位置にあるのかというにも、注意しておく必要があるのかもしれません。(P.220-221)


成長期の企業にあるように、自らの事業にお金を掛けた方がリターンが大きい場合、
当然配当は出しませんよね。だって自分トコの事業の方がうまく稼げるんですから。

だから高配当というのは、自らの事業が成熟し、再投資があまり必要ない、という側面もありますよね。
この見極めをしっかりしろよ、と。

わたし自身では基本的にはpayout ratioを重視しています。だってタコ配じゃ困るものねぇ。

わたしみたいなトーシローレベルにはうってつけかと。オススメです!!!


follow us in feedly



面白い記事でしたら、応援ポチしていただけるとうれしいです!
ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログをblogramで分析
スポンサーサイト



ブログ内検索
ブログランキング
ランキングに参加しています。応援していただけると幸いです!
プロフィール
(当ブログはリンクフリーです)

モカヲ

Author:モカヲ
30代サラリーマンです。
2008年頃から投資をしてます。
(これが講じてFP技能士2級取得)

個別株で失敗を繰り返し、
とうとうETFにたどり着く。
これが今のベターと知りつつも、
ムラッけから個別株も物色中…

feedlyへ登録!!
follow us in feedly
Twitter
カレンダー
06 | 2015/07 | 08
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
最新記事
カテゴリ
リンクサイト
いつも更新を楽しみにしてるサイトです!
にほんブログ村
月別アーカイブ
FC2カウンタ
RSSリンクの表示