「バビロンの大富豪」を読んで(7/18)
「バビロンの大富豪」
(「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか)
(著者:ジョージ・S・クレイソン)を読んでの感想です。

一言。良書!!
もっと早く出逢いたかったわ。
2008年刊行なので出逢えたわけですが…残念。
正直申しますと、タイトル的にちょっと敬遠してました…すみません。
さて内容ですが”お金”についてです。当たり前か。
物語形式で、お金が貯まらない者がお金の叡智に学んでいく…というものです。
全9話からなる構成ですが、それぞれの話にはちゃんと格言があります。
それだけでもとてもためになる。
ここに第2話に出てくる”黄金の「七つの知恵」”を引用します。
(引用は赤字です)
第一の知恵:財布を太らせることから始めよう
第二の知恵:自分の欲求と必要経費とを混同するべからず
第三の知恵:貯めた資金は寝かさずに増やすべし
第四の知恵:損失という災難から貴重な財産を死守すべき
第五の知恵:自分の住まいを持つことは、有益な投資と心得よ
第六の知恵:将来の保障を確実にすべく、今から資金準備に取りかかるべし
第七の知恵:明確な目的に向かって、自己の能力と技量を高め、よく学び、自尊心を持って行動すべし
「そんなことわかってるよ」ということかもしれませんが、真理とは単純明快なものかもしれません。
シンプルですね。そして心がけるべきことばかり。
詳細は読んでもらった方がスッと心に入ってくると思うので、一度手にとってみることをオススメします。
ちなみに、このほかにも「五つの黄金法則」といったものも出てきます。
これも十戒のような心に刻むべき事柄でした。
で、個人的にはそれ以外のところが胸に響きました。
たとえば次の文とか。
望みなければ、達成なし。強く、明確な望みを持つべし。
〜(略)〜
望むのであれば、その望みははっきりした形を取り、実現に向けて努力できます。「金貨5枚が欲しい」という望みを、しっかりした目的意識をもって実現したとすれば、次には同様のやり方で金貨10枚を手に入れられるでしょうし、次には20枚、やがては1000枚となってゆくでしょう。そこまでくればもう立派なお金持ちです。(P.80)
女神が最も喜ぶのは”行動する人間"なのです。行動こそが、めざす成功へと導いてくれるのです。(P.109)
楽しみと満足を生むような財産は急速に築けるものではない。それは知識としっかりした目的から生まれるものだからじゃ。(P.127)
いかがでしょう?
ハッとさせられることばかり。知ってることばかりでしょうけど。
またこの本がとても良いと思ったのは、こと仕事に関してでした。
働くことをとてもいやがる人間もいる。そういう人間は、仕事を敵に回してしまうのだ。それよりは仕事を友達として扱って、自分から好きになったほうがいい。仕事がきついのは気にするな。自分でいい家を建てるときのことを考えてみろ。(P.220)
お金関係の本はけっこう読んできた(つもり)ですが、こと仕事とお金を絡めた本は少なかったです。
だいたいはお金の運用面ばかり。
ただこの本は"仕事あってのお金”ということを気づかせてくれます。
そういった意味で、社会に出たての新社会人あたりに激しく推奨したい!
すげーいい本!
2015年ベスト3来たわ!
面白い記事でしたら、応援ポチしていただけるとうれしいです!
(「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか)
(著者:ジョージ・S・クレイソン)を読んでの感想です。

一言。良書!!
もっと早く出逢いたかったわ。
2008年刊行なので出逢えたわけですが…残念。
正直申しますと、タイトル的にちょっと敬遠してました…すみません。
さて内容ですが”お金”についてです。当たり前か。
物語形式で、お金が貯まらない者がお金の叡智に学んでいく…というものです。
全9話からなる構成ですが、それぞれの話にはちゃんと格言があります。
それだけでもとてもためになる。
ここに第2話に出てくる”黄金の「七つの知恵」”を引用します。
(引用は赤字です)
第一の知恵:財布を太らせることから始めよう
第二の知恵:自分の欲求と必要経費とを混同するべからず
第三の知恵:貯めた資金は寝かさずに増やすべし
第四の知恵:損失という災難から貴重な財産を死守すべき
第五の知恵:自分の住まいを持つことは、有益な投資と心得よ
第六の知恵:将来の保障を確実にすべく、今から資金準備に取りかかるべし
第七の知恵:明確な目的に向かって、自己の能力と技量を高め、よく学び、自尊心を持って行動すべし
「そんなことわかってるよ」ということかもしれませんが、真理とは単純明快なものかもしれません。
シンプルですね。そして心がけるべきことばかり。
詳細は読んでもらった方がスッと心に入ってくると思うので、一度手にとってみることをオススメします。
ちなみに、このほかにも「五つの黄金法則」といったものも出てきます。
これも十戒のような心に刻むべき事柄でした。
で、個人的にはそれ以外のところが胸に響きました。
たとえば次の文とか。
望みなければ、達成なし。強く、明確な望みを持つべし。
〜(略)〜
望むのであれば、その望みははっきりした形を取り、実現に向けて努力できます。「金貨5枚が欲しい」という望みを、しっかりした目的意識をもって実現したとすれば、次には同様のやり方で金貨10枚を手に入れられるでしょうし、次には20枚、やがては1000枚となってゆくでしょう。そこまでくればもう立派なお金持ちです。(P.80)
女神が最も喜ぶのは”行動する人間"なのです。行動こそが、めざす成功へと導いてくれるのです。(P.109)
楽しみと満足を生むような財産は急速に築けるものではない。それは知識としっかりした目的から生まれるものだからじゃ。(P.127)
いかがでしょう?
ハッとさせられることばかり。知ってることばかりでしょうけど。
またこの本がとても良いと思ったのは、こと仕事に関してでした。
働くことをとてもいやがる人間もいる。そういう人間は、仕事を敵に回してしまうのだ。それよりは仕事を友達として扱って、自分から好きになったほうがいい。仕事がきついのは気にするな。自分でいい家を建てるときのことを考えてみろ。(P.220)
お金関係の本はけっこう読んできた(つもり)ですが、こと仕事とお金を絡めた本は少なかったです。
だいたいはお金の運用面ばかり。
ただこの本は"仕事あってのお金”ということを気づかせてくれます。
そういった意味で、社会に出たての新社会人あたりに激しく推奨したい!
すげーいい本!
2015年ベスト3来たわ!
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