2015年07月25日 - 長期投資で自分年金づくり
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「残酷な20年後の世界を見据えて働くということ」を読んで(7/25)

「残酷な20年後の世界を見据えて働くということ」
(岩崎日出俊著)を読んでの感想です。


著者の岩崎氏の本は2冊目です。
1冊目は次の記事の通りです。

「気弱な人が成功する株式投資」を読んで(3/9)

内容はタイトル通りですが、これから予測される未来でいかに働くか、
ということです。そのまんまですけど。
ターゲットは新社会人〜中堅社員といったところですが、特に著者がバンカーだっただけに、
金融業へのベクトルが強い印象です。そういったジャンルの人が一番合うかも。

ただ良書!です。
未来を見通すということは、少なからず投資にも絡んできています。
実際この本の中でも、グーグルやアップルについてページが割かれています。
今後、未来がどうなるか誰にもわからない話ですが、
それでもあり得る話をシミュレーションしておくのは悪くない。
オススメです!

ではちょっと引用しつつご紹介。
(引用は赤字です)

最近、私は日本の製薬会社の経営幹部から近況報告として、次のようなメールを受け取った。
「あと15年生きていただければ、その時の病気の治療法は、外科手術を除けば、薬で治すのが4割、医療器具で治すのが3割、再生医療・遺伝子治療で治すのが3割、となっているのではないかと思います。(略)いずれにせよ20年後の世界は、医療の面でも大きく変化していることが見通せる。(P.43-44)

「10年先になったら、グーグル自体も、どうなっているかわからないですよね。もしかしたら、エネルギーとかバイオの領域がメインの事業になっているかもしれないし…」(P.49)

20年後の世界の人たちは、物質的豊かさよりも、こうした精神的豊かさをいま以上に追い求めるようになっているかもしれない。(P.101)


→未来のことは誰にも予想できないわけですが、それでもちょっと先ぐらいならわかるはずです。
たとえば10分後にこのホームに電車が入ってくる可能性が高いだろう、とか。
グーグルといった大手IT企業で起こっていることを知って、
自分なりにちょっと先を考えたら良さげだなぁと感じた次第です。

また続いてはマキアヴェッリも言っていたことですが、決断について。

考えた上で、「実際に決断する」ことだ。そして実行に移す。
意味もなく「決断を遅らせ、悩み続ける」ことだけは避けるようにしたい。
(略)
「日本人は決断を先送りすることが多い。「先送りする」というのは、実は「今は決めない」という「重大な決断をしている」ことになるのだが、そのことに気づいていない。「今決めるか」か「後で決める」かというのは、それ自体がひとつの極めて重要な決断事項なのだ。
そして多くの場合、後になって決断すればするほど、選択肢は少なくなってしまう」(P.117)

→自分の課題でもある”決断”。
耳が痛くありません?優柔不断だと女神も逃げてしまいます(「バビロンの大富豪」より)。
日本サッカーでも言われる決定力にも結びつくかもしれませんね。

オススメです!!夏休みの読書にどーぞー!


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モカヲ

Author:モカヲ
30代サラリーマンです。
2008年頃から投資をしてます。
(これが講じてFP技能士2級取得)

個別株で失敗を繰り返し、
とうとうETFにたどり着く。
これが今のベターと知りつつも、
ムラッけから個別株も物色中…

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