「イタリアからの手紙」を読んで(9/13)
「イタリアからの手紙」
(著者:塩野七生)を読んでの感想です。
以前紹介した「サイレント・マイノリティ」より古い1972年刊行です。
実に43年前…刊行日で言えば、塩野氏が35歳のときに出されているものです。
「サイレント・マイノリティ」を読んで(9/5)
ただ若さを感じさせるかと言えばそうではなく。
いつもの客観性を持った坦々としたストーリーテラーぶりで、
もうすでに完成されていたのだなぁと感じます。すげえ!
個人的に興味深かったのは”マフィア"という短編です。
マフィアというと、映画「ゴッドファーザー」でしかイメージできません。
そもそもの発祥がなんのか、そして実態は…というところがうまくあぶり出されています。
人種のるつぼアメリカのマフィアというのは、こういった形で入ってきたのか…と感慨深い。
何を良い/悪いとするかは難しいところですが、自由という気風を持つ(と思っている)国は良いですね。
と、話が前後しますが、今作は”イタリア”が中心です(当たり前か)。
やはり塩野氏というとイタリアでしょうか。
表面的なニュースでのイタリアしか知らないので、それ以外の地場話は面白いですね。
全24編の短編集ですので、これも合間時間にうってつけかと!
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(著者:塩野七生)を読んでの感想です。
以前紹介した「サイレント・マイノリティ」より古い1972年刊行です。
実に43年前…刊行日で言えば、塩野氏が35歳のときに出されているものです。
「サイレント・マイノリティ」を読んで(9/5)
ただ若さを感じさせるかと言えばそうではなく。
いつもの客観性を持った坦々としたストーリーテラーぶりで、
もうすでに完成されていたのだなぁと感じます。すげえ!
個人的に興味深かったのは”マフィア"という短編です。
マフィアというと、映画「ゴッドファーザー」でしかイメージできません。
そもそもの発祥がなんのか、そして実態は…というところがうまくあぶり出されています。
人種のるつぼアメリカのマフィアというのは、こういった形で入ってきたのか…と感慨深い。
何を良い/悪いとするかは難しいところですが、自由という気風を持つ(と思っている)国は良いですね。
と、話が前後しますが、今作は”イタリア”が中心です(当たり前か)。
やはり塩野氏というとイタリアでしょうか。
表面的なニュースでのイタリアしか知らないので、それ以外の地場話は面白いですね。
全24編の短編集ですので、これも合間時間にうってつけかと!
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