「徒然草・方丈記」を読んで(12/14)
「日本古典は面白い 徒然草・方丈記」
(著者:大伴茫人)を読んでの感想です。
…もはや投資をメインにしたブログとは思えない読書感想文へと。
そもそもなぜ手に取ったかさえ不明ですが、古典は古典の魅力がある。
今の今まで行きながらえてきた背景は無視できまいに。
さて本題に入ります。
徒然草って誰が書いたか知ってます?
吉田兼好だよね、と思ったらこれにも諸説あるようで。
そもそもの生まれの姓は卜部(うらべ)で卜部兼好(かねよし)だったと。
そして出家後兼好法師となり、さらには家が吉田姓を名乗ったものだから吉田兼好と。
…人に歴史ありだなあと。
で、もうひとつのタイトルになる方丈記はというと、
鴨長明となりますが、本名は長明(ながあきら)というからもうよくわからん。
それでは引用をしつつ、勝手な感想を。
(引用は赤字です)
双六の上手と世間で言った人に、その方法を尋ねましたところ、「勝とうと思って打ってはならない。負けないと思って打つべきである。どの手が早く負けてしまうだろうかと考えて、その手を使わずに、一目であっても遅く負けるはずの手を選ぶのがよい」と言う。
これは道を知っている人の教えというべきもので、身を治め国を保とうとする道も、またこのようなものだ。(P.172-173:徒然草)
投資に活かせるマインドかと。
投資でいう”負けない”とは何を指すか…特に言う必要もなかろうて。
生老病死が移って来ることは、また、四季の変化よりもなお速やかである。四季にはまだ定まっている順序がある。死ぬ時期は順を待ってやってはこない。死は必ずしも前から来るわけではない。知らぬ間に後ろへ迫っているのだ。人は皆、死が来るという事を知っていながら、待ち受けることがそんなにも切実ではないために、思わぬうちにやって来る。(P.227:徒然草)
人の生き死にはいつなんどきかわかりません。
だから日々に感謝できるというものありますが。
今日生きて、仕事の愚痴を言えることに感謝を…w
身のほどを知り、世のあり方を知っているから、分を超えたことを願わず、あくせくせず、ただ静かに暮らしていることを望みとし、憂いのないことを楽しみとする。(P.346:方丈記)
ストレスを感じない生き方はこれだよねえと。
人生にそんな多くを望んじゃいないよ。
といったところです。
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そもそもなぜ手に取ったかさえ不明ですが、古典は古典の魅力がある。
今の今まで行きながらえてきた背景は無視できまいに。
さて本題に入ります。
徒然草って誰が書いたか知ってます?
吉田兼好だよね、と思ったらこれにも諸説あるようで。
そもそもの生まれの姓は卜部(うらべ)で卜部兼好(かねよし)だったと。
そして出家後兼好法師となり、さらには家が吉田姓を名乗ったものだから吉田兼好と。
…人に歴史ありだなあと。
で、もうひとつのタイトルになる方丈記はというと、
鴨長明となりますが、本名は長明(ながあきら)というからもうよくわからん。
それでは引用をしつつ、勝手な感想を。
(引用は赤字です)
双六の上手と世間で言った人に、その方法を尋ねましたところ、「勝とうと思って打ってはならない。負けないと思って打つべきである。どの手が早く負けてしまうだろうかと考えて、その手を使わずに、一目であっても遅く負けるはずの手を選ぶのがよい」と言う。
これは道を知っている人の教えというべきもので、身を治め国を保とうとする道も、またこのようなものだ。(P.172-173:徒然草)
投資に活かせるマインドかと。
投資でいう”負けない”とは何を指すか…特に言う必要もなかろうて。
生老病死が移って来ることは、また、四季の変化よりもなお速やかである。四季にはまだ定まっている順序がある。死ぬ時期は順を待ってやってはこない。死は必ずしも前から来るわけではない。知らぬ間に後ろへ迫っているのだ。人は皆、死が来るという事を知っていながら、待ち受けることがそんなにも切実ではないために、思わぬうちにやって来る。(P.227:徒然草)
人の生き死にはいつなんどきかわかりません。
だから日々に感謝できるというものありますが。
今日生きて、仕事の愚痴を言えることに感謝を…w
身のほどを知り、世のあり方を知っているから、分を超えたことを願わず、あくせくせず、ただ静かに暮らしていることを望みとし、憂いのないことを楽しみとする。(P.346:方丈記)
ストレスを感じない生き方はこれだよねえと。
人生にそんな多くを望んじゃいないよ。
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