配当を積み上げる投資法のデメリット(9/18)
前回のメリット編に続き、今回はデメリットを書いてみます。
…いざ書いてみると、非常に陳腐な内容ですた。
何か新しい発見が…!と期待されるとツラタンです…
(前回のメリット編)配当を積み上げる投資法のメリット(9/9)
・個別を保有するリスク
未来はわかりませんので、今は盤石な企業だと思っていても、いつ何時何が起こるかわからない。
もしかしたら、あれよあれよと倒産してしまうかもしれない。
そんな企業に集中投資していれば、投資したお金そのものを失います。
そして、このリスクはずっと付きまといます。
配当という、何%程度の株主還元を受けるために、大きな投資額そのものを失うかもしれない…
そしてこの想いがずっと付きまとう…そう考えると、ねえ。
その点、複数銘柄で構成されるインデックス投資であれば、各企業そのものの倒産リスクは軽減できる。
この辺りは各個人の感じ方それぞれだと思います。
・課税される
企業が支払う配当金全てを享受できるわけではなく、企業→わたしたちの間に税金が横たわります。
現在(2017年9月18日)のところ、源泉徴収税として20.315%差し引かれますので、自分の手元に来るのは約80%でしかない。
例えば配当再投資を考えてみると、100円の配当を企業が行ったとしても自分の手元には約80円しか残らない。
この80円で再投資をすると、株式売買手数料を5円(適当です)とすると、すでに75円分しか投資できていない。
こう考えれば、バークシャーのように配当を出さずに本業にまい進してもらった方が税制的には有利だし、
投信についても分配を出さずに内部でそのお金を回してもらった方が圧倒的に良い。
・積み上げに時間が掛かる
仮に100万円で税引後配当利回り3%の株を買ったとしても、年間で受け取る配当は3万円です。
これを10年間続けたとしても、30万円に”しか"なりません。これを良しとするかは各個人次第ですが、
給与水準、例えば月間20万円(年間240万円)まで持っていこう!と考えることが、現実的と言えるでしょうか?
仮にこのペースで投資し続けられるなら、年間240万円に達するのは80年後です。
会社のリタイヤが先か、人生のリタイヤが先か、その辺はどうなんでしょう?
解決策ではありませんが、次の2つが考えられます。
1)投資する金額を増やす
2)得たい金額をもっと現実的なものとする
1)については、シンプルに200万円投入すれば、年間240万円に到達するのは40年後と短縮できます。
(それでもすげーなげーと思いますが)
そのため、投入できる金額を増やすべきでしょう。
わたしのケースで言えばコレをやってます…歓迎されないでしょうが、投機です。機に投じるわけです。
2)については、壮大な目標を立てるのも良いとは思いますが、その手前に小目標を立ててはどうでしょう?
例えるなら、今年は3万円の配当をもらう、翌年は6万円の配当をもらう…などなど。
壮大な目標となってしまうと、無理な投資をし兼ねません。投資元本を失っては何にもなりません。
なので、無理のない範囲の目標を立ててこなしていくのが吉と考えます。
そうしていくと、心境にある変化が来ます(わたしの場合)。
「ああ、配当が10万円あるし、コレを友人らに還元してもいいなあ…」とか、心にゆとりができます。
狙いはココにあります。そうです、金額の目標値に届かなくとも、心豊かな暮らし…ソレが見えます。
お金があれば幸せか…の議論ではありませんが、本業以外にこんな頼れるところがあるなんて…とか。
といったところです。
どなたかの参考になったら幸いでございます。
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何か新しい発見が…!と期待されるとツラタンです…
(前回のメリット編)配当を積み上げる投資法のメリット(9/9)
・個別を保有するリスク
未来はわかりませんので、今は盤石な企業だと思っていても、いつ何時何が起こるかわからない。
もしかしたら、あれよあれよと倒産してしまうかもしれない。
そんな企業に集中投資していれば、投資したお金そのものを失います。
そして、このリスクはずっと付きまといます。
配当という、何%程度の株主還元を受けるために、大きな投資額そのものを失うかもしれない…
そしてこの想いがずっと付きまとう…そう考えると、ねえ。
その点、複数銘柄で構成されるインデックス投資であれば、各企業そのものの倒産リスクは軽減できる。
この辺りは各個人の感じ方それぞれだと思います。
・課税される
企業が支払う配当金全てを享受できるわけではなく、企業→わたしたちの間に税金が横たわります。
現在(2017年9月18日)のところ、源泉徴収税として20.315%差し引かれますので、自分の手元に来るのは約80%でしかない。
例えば配当再投資を考えてみると、100円の配当を企業が行ったとしても自分の手元には約80円しか残らない。
この80円で再投資をすると、株式売買手数料を5円(適当です)とすると、すでに75円分しか投資できていない。
こう考えれば、バークシャーのように配当を出さずに本業にまい進してもらった方が税制的には有利だし、
投信についても分配を出さずに内部でそのお金を回してもらった方が圧倒的に良い。
・積み上げに時間が掛かる
仮に100万円で税引後配当利回り3%の株を買ったとしても、年間で受け取る配当は3万円です。
これを10年間続けたとしても、30万円に”しか"なりません。これを良しとするかは各個人次第ですが、
給与水準、例えば月間20万円(年間240万円)まで持っていこう!と考えることが、現実的と言えるでしょうか?
仮にこのペースで投資し続けられるなら、年間240万円に達するのは80年後です。
会社のリタイヤが先か、人生のリタイヤが先か、その辺はどうなんでしょう?
解決策ではありませんが、次の2つが考えられます。
1)投資する金額を増やす
2)得たい金額をもっと現実的なものとする
1)については、シンプルに200万円投入すれば、年間240万円に到達するのは40年後と短縮できます。
(それでもすげーなげーと思いますが)
そのため、投入できる金額を増やすべきでしょう。
わたしのケースで言えばコレをやってます…歓迎されないでしょうが、投機です。機に投じるわけです。
2)については、壮大な目標を立てるのも良いとは思いますが、その手前に小目標を立ててはどうでしょう?
例えるなら、今年は3万円の配当をもらう、翌年は6万円の配当をもらう…などなど。
壮大な目標となってしまうと、無理な投資をし兼ねません。投資元本を失っては何にもなりません。
なので、無理のない範囲の目標を立ててこなしていくのが吉と考えます。
そうしていくと、心境にある変化が来ます(わたしの場合)。
「ああ、配当が10万円あるし、コレを友人らに還元してもいいなあ…」とか、心にゆとりができます。
狙いはココにあります。そうです、金額の目標値に届かなくとも、心豊かな暮らし…ソレが見えます。
お金があれば幸せか…の議論ではありませんが、本業以外にこんな頼れるところがあるなんて…とか。
といったところです。
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