「ローマ亡き後の地中海世界 3」を読んで (9/28) - 長期投資で自分年金づくり

「ローマ亡き後の地中海世界 3」を読んで (9/28)

「ローマ亡き後の地中海世界 3」
(海賊、そして海軍)(著:塩野七生)を読んでの感想です。

(1巻の感想はこちら)(2巻の感想はこちら

2巻に引き続きまして3巻に突入!
この巻では、イスラム教国としてのトルコの台頭。
そして、キリスト教国としてのスペイン・フランスの興隆。
これに伴う、トルコの海上戦線を支える海賊の組織化が描かれています。

塩野七生氏の著書を読むのはこのシリーズが初めてなのですが、
とても読みやすく、引き込まれます。

さて内容について、本を引用しつつ思ったことを記載していきます。
(赤字が引用文です)

この巻でも気になるのは、各国の国民性ヴェネツィアという知略国家の2点です。

まず国民性については、下記のような記載が多く見られます。

トルコ人はアラブ人とちがい、信仰面ではより開放的で、キリスト教からの改宗者に対する差別も少なかった(P.61)

アラブ人もそうだったが、ユダヤ人は身内しか信用しない性向が強い(P.62)

身内しか信用しないという性向から最も遠かったのが、イタリア人である(P.62)

他国人が始めたことは、それがいかにすばらしいことであってもやらない、というフランス人特有の気質による(P.219)


→私も人種によって思考パターンが違う(というか育った環境に依存する気がしますが)
と感じているため、こういったパターンを知っておくことはマイナスではないと思います。
もちろん、その国民全てがそういったパターンではなく、あくまで平均値的な考えかと。

次いで気になるのはヴェネツィア共和国について。
今はイタリアの一部となっている水の都・ヴェネツィア。
しかしこの時代の地中海世界では、
スペインやフランス、そしてトルコといった超大国と対等に渡り歩いています。
はっきり言って国土的には小さいし、人口も多くない。
それなのに渡り合えたのは、知略があったからこそと感じます。
そんな記載を引用してみると下記等が挙げられます。

後にはイギリスの諜報の専門家から、「インテリジェンス」の始まりは中世のヴェネツィア共和国、と言われるようになるだけあって〜(省略)〜 (P.40)

現実的なヴェネツィアは、自分たち一国だけでトルコに敵対することを可能なかぎり避けていたのだが、キリスト教国の一国ということならば、印象もちがってくるからだった(P.72)

→ほんの一部の引用のため、ちょっとわかりにくいかもしれません。
しかし全てが力任せのパワープレーではなく、ヴェネツィアのような知略があれば、
そういった前者のような国家とも渡り合えると感じられました。
言うなれば、ガタイの勝る外国人に対し、知略で勝負すれば勝ち目もある、
と日本人的に思います。・・・勝てるかな、私?w

といった3巻を読んでの感想でした。
現在最終巻となる4巻を読んでいます。
この後は、ヴェネツィアに興味を持ったので、
同じく塩野七生氏の「海の都の物語」を読みたいと思います。

歴史を知っていることは、投資を行う上でもプラスになる。
そう信じて楽しんでいたりしますw



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Author:モカヲ
30代サラリーマンです。
2008年頃から投資をしてます。
(これが講じてFP技能士2級取得)

個別株で失敗を繰り返し、
とうとうETFにたどり着く。
これが今のベターと知りつつも、
ムラッけから個別株も物色中…

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