「ガリバルディ(イタリア建国の英雄)」を読んで(1/25)
イタリアについての本というと、塩野七生氏の本を想像してしまう。
ところがタイトルのジュゼッペ・ガリバルディの生涯に関する本では、
藤澤房俊氏という東京経済大学名誉教授が書かれた本だったりします。
塩野氏のストーリー仕立てに慣れてる身としては、
中公出版でもあるこの「ガリバルディ」がどんな感じかなと。
また、本の帯に「赤シャツ男の軌跡」なんて書かれたら興味惹かれますよね。

この帯にやられますた。
で、感想を。
内容は上に書いたとおり、19世紀のイタリア建国に尽力したガリバルディの生涯です。
史実を淡々と追いかける感じとはいえ、このガリバルディのエネルギッシュさ、猪突猛進さを
ひしひしと感じます。また"英雄色を好む"ではないですがそっちもアグレッシブだなあと。
また”赤シャツ”がトレードマークになっていくわけですが、
その発端は割と現実的でして、いつ何時、生涯背負うネタが来るかわからんなとも。
あとはイタリア建国に至るために、他国への政治が重要と見抜いたカミッロ・カヴールという
政治家も出てきます。この話「カブールの深謀遠慮(P.92-95)」を読むと、いかに政治が功を
奏したか、がわかると共に、自分の仕事なり投資でも活きる知恵だと思わされます。
(身についているとは思ってるけれども)
最後に、飛ぶ鳥も落とす勢いだったガリバルディも、時勢の流れから去るときも来ます。
超人のような印象も受けますが、やはり人なんだと。
それでは、崔南善の「ガリバルディ伝」の引用をして終わります。
普遍的さの有効性は疑うこともなく。
(赤字は引用です)
「大きな困難と大きな試練に勝つためには、たゆまず行動しなければならない」
「難しいことをやりとげる秘訣は、常に自信にもとづく希望のなかで生きることである」
「迫り来る災いと混乱は前進突撃してこそ避けることができること」(P.229)
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ところがタイトルのジュゼッペ・ガリバルディの生涯に関する本では、
藤澤房俊氏という東京経済大学名誉教授が書かれた本だったりします。
塩野氏のストーリー仕立てに慣れてる身としては、
中公出版でもあるこの「ガリバルディ」がどんな感じかなと。
また、本の帯に「赤シャツ男の軌跡」なんて書かれたら興味惹かれますよね。

この帯にやられますた。
で、感想を。
内容は上に書いたとおり、19世紀のイタリア建国に尽力したガリバルディの生涯です。
史実を淡々と追いかける感じとはいえ、このガリバルディのエネルギッシュさ、猪突猛進さを
ひしひしと感じます。また"英雄色を好む"ではないですがそっちもアグレッシブだなあと。
また”赤シャツ”がトレードマークになっていくわけですが、
その発端は割と現実的でして、いつ何時、生涯背負うネタが来るかわからんなとも。
あとはイタリア建国に至るために、他国への政治が重要と見抜いたカミッロ・カヴールという
政治家も出てきます。この話「カブールの深謀遠慮(P.92-95)」を読むと、いかに政治が功を
奏したか、がわかると共に、自分の仕事なり投資でも活きる知恵だと思わされます。
(身についているとは思ってるけれども)
最後に、飛ぶ鳥も落とす勢いだったガリバルディも、時勢の流れから去るときも来ます。
超人のような印象も受けますが、やはり人なんだと。
それでは、崔南善の「ガリバルディ伝」の引用をして終わります。
普遍的さの有効性は疑うこともなく。
(赤字は引用です)
「大きな困難と大きな試練に勝つためには、たゆまず行動しなければならない」
「難しいことをやりとげる秘訣は、常に自信にもとづく希望のなかで生きることである」
「迫り来る災いと混乱は前進突撃してこそ避けることができること」(P.229)

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