「ユダヤの商法」を読んで(4/30) - 長期投資で自分年金づくり
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「ユダヤの商法」を読んで(4/30)

「ユダヤの商法」(藤田田著)を読んでの感想です。

1972年に刊行され、大ベストセラーになった本とのことです。
その復刊版ということで。

毎度のごとく、Amazonで買おうと思ったらポイント還元なしであると。
ポイント還元がないというのは、つまり売れ筋であるのです(個人的観測)。
釈だったのでPayPayが使える書店で購入という感じ。

さて構成です。
目次を見てもらえればわかりますが、
PartⅠ〜Ⅵまで別れており、かつ、全97項目のように短く節になっています。
よってどこから読んでも大まかに内容は把握出来るものかと思います。
しかし、全体としてはストーリー性がありますので、頭から読むのが吉かも。

次いで内容です。
タイトル通りですが、藤田田氏が商業を営むにあたって関係のあった、
ユダヤ人の商法について説いているものです。

脱線すると、ユダヤ人と言いますか、ユダヤ教には興味があって
「シオンの議定書」(四天王延孝 原訳)を読んだりしました。
こちらの議定書そのものには真偽がありますが、個人的に共通するのは、
冷淡に世界を見ている、という点でしょうか。

では引用をしつつ紹介です。
(引用は赤字です)

会社とは、愛の対象ではなく、利益をしぼり出すための道具にすぎない、というのがユダヤ人の冷静な会社間なのである。(P.53)

日本人の価値観とは相容れないものかもしれません。
しかし「稼ぐ」という点において妥協なき点は活かすべきですよね。

父親といえども盲信してはいけない。あくまでも信じられるのは自分自身だけ。ということを、今から教え込むのです。(P.130)

ユダヤ人の3歳児と接する父親の話からです。
個人的に信じられない育て方と言いますか、衝撃ではあります。
しかしこの誰でも盲信するなよ!は、社会に出たら嫌という程わかります。
そしてもちろん、投資でも必要なマインドです。信じれるのは己のみ。

「ミスター・フジタ。ヒマのない人間はお金儲けなんてできません。商人は金を作ろうと思ったら、まずヒマを作らなくてはダメです」(P.164)

FCFならぬ、可処分時間の捻出でしょうか。
たまにヒマを嘆く人もおりますが、個人的にヒマは歓迎すべき時間です。

脳みその中は、常に柔らかくしておいて、既成概念など吹っ飛ばしてしまうことが、先見の明につながる近道でもある。(P.241)

柔軟性の大事さ。意固地になるなよ!というか、
脳に負担の小さい1次思考で反射的に考えないようにしたものですね。

といった感じです。
ベストラセー本はあまり読みませんが、藤田田氏というとマクドナルド、
ということで興味を持って読みました。
しかし、この本はオーラ纏ってますよ。
(ハンターハンターみたいなこと言ってますけど)
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モカヲ

Author:モカヲ
30代サラリーマンです。
2008年頃から投資をしてます。
(これが講じてFP技能士2級取得)

個別株で失敗を繰り返し、
とうとうETFにたどり着く。
これが今のベターと知りつつも、
ムラッけから個別株も物色中…

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