「リスク(上)」を読んで (10/14)
「リスク(上)(神々への反逆)」
(ピーター・バーンスタイン著)を読みましてその感想です。
なぜ手に取ったかは、タイトル通り”リスク”って?というところからです。
そうです、長い目で見て投資に活かせないかな?というヨクブカキ思想から・・・
さて内容ですが、人類の歴史をたどり”リスク”を悶々と捉える人々が描かれています。
上巻では、古代ギリシャのフィボナッチ比率から、1800年代のサヤエンドウの優生学まで。
興味深かったのは、各年代のリスクを捉えた人々の人生です。
学者が多いわけですが、その人生は明るいものばかりではなかった。
てっきり、そういった高尚な学問を扱う者は裕福なのかと思ってたのでビックリでした。
話しは古代のギャンブルから正規分布の話しに推移し、そして平均への回帰まで及びます。
そこからは下巻に引き継ぎます。
肝心の投資に活きるの?というところですが、
ちょくちょく株式投資の話しも出てきますので、少なくともはずれではないかと。
ただそういった主眼で読むにはお門違いという感じではあります。
個人的には、人間の歴史を追いかけるとともに、リスクというものがどう捉えられてきたか、
というのが実に興味深く面白かったです。
特に最後の章で出てくる”平均への回帰”では、人間の遺伝についても記載があり、
「そうか!!」と思わずうなってしまうところもありました(P.279,280)。
この本を読むことで、未来に起こる事象とは?を、考えられうる今から見るという
神々への挑戦を行う人間の戦う歴史がわかります。
下巻も買ったので読むのが楽しみです♪
興味がありましたら、下記リンク(楽天ブックス)からどうぞ!
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なぜ手に取ったかは、タイトル通り”リスク”って?というところからです。
そうです、長い目で見て投資に活かせないかな?というヨクブカキ思想から・・・
さて内容ですが、人類の歴史をたどり”リスク”を悶々と捉える人々が描かれています。
上巻では、古代ギリシャのフィボナッチ比率から、1800年代のサヤエンドウの優生学まで。
興味深かったのは、各年代のリスクを捉えた人々の人生です。
学者が多いわけですが、その人生は明るいものばかりではなかった。
てっきり、そういった高尚な学問を扱う者は裕福なのかと思ってたのでビックリでした。
話しは古代のギャンブルから正規分布の話しに推移し、そして平均への回帰まで及びます。
そこからは下巻に引き継ぎます。
肝心の投資に活きるの?というところですが、
ちょくちょく株式投資の話しも出てきますので、少なくともはずれではないかと。
ただそういった主眼で読むにはお門違いという感じではあります。
個人的には、人間の歴史を追いかけるとともに、リスクというものがどう捉えられてきたか、
というのが実に興味深く面白かったです。
特に最後の章で出てくる”平均への回帰”では、人間の遺伝についても記載があり、
「そうか!!」と思わずうなってしまうところもありました(P.279,280)。
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